2013年 12月 23日
13/12/23 |
3連休の中日の昨日は夫と塔ノ岳に登ることにしました。
なかなか日程が合わず、このところ別々に山に行くことが多かった。
早朝、家を出て電車バスを乗り継いで登山基地大倉についたのは8時半。
前日が山の会の月例塔ノ岳だったので、今日は人が少ないと思っていたのに
結構な数の登山者です。近頃本当に登山ブーム到来の気配です。
登りだすと汗ばんでくるほどで、富士山もはっきり姿を見せるのは久しぶり。
2時間半ほど登って花立茶屋につくと一面の銀世界になってます。ここからはもう1時間ほどで山頂です。アイゼンをつけて雪道にそなえます。そして12時山頂到着。
と、ここまでは順調で素晴らしい山日和だったのですが・・・ここから大変なことになってしまった。
天気はよくても山頂は風があって寒い。もう下りようよ、というと夫はまだ景色を眺めるというので、じゃ先に下りて花立で待っているよと、別れた。10回以上は通った道だ。
なんか雪が前より深い気がする。でも、登って来る人も多いし、下りていく人も多い。
でも、ヤビツ峠に行く道ではないかな?いやいやあの道はこんなに人が通らない。
と、ずんずん下る。途中ロープが張られて迂回する道になっている。
少し変かな。いやいや登りと下りでは感じが違うのだ。結構雪が深くなっている。
さらに下ると雪の中に標識が現れた。「ヤビツ峠は〇〇キロ」
しまった!!大倉へ下る道ではなかった。
慌てて携帯で夫に連絡しようにも圏外。
下る人に聞くとヤビツに下りた方が近いですよという。
でも、この道も数回登ったことがあるけれど、生易しい道でないことは知っている。
それに夫が花立で待っているのだから戻るしかない。
そう思うと、足がつってくるし、昼に食べたおにぎりとみかんを吐き出しそうになった。
みると、急にあたりに人の気配が消えて、さっきまで照っていた日もかげってきた。
まだ塔ノ岳の山頂も何とか見える。暮れないうちに帰れるだろう。
でも、「遭難」という言葉もちらつく。べそをかきながら必死になって登り返す。
1時間以上かかってまた塔ノ岳の山頂に着いた。まだ1時40分、急いで
花立に下る。が、夫の姿は見えない。ここでアイゼンをはずし、また下る。
下れども、ちっとも追いつかない。
しかも携帯の画面が「充電してください」というとともに急に真っ暗になってしまった。
万事休す。
のどもひりひりと乾いてきたけれど、とにかく追いつかねばと休みもせず下る。
結局夫の姿はみつからないまま大倉のバス停についた。
いつもは3時間かかる下山を2時間で済ませてしまった。
あまり下りてこないので、帰ったのかな。バスが来たので急いで乗った。帰るしかない。
気にはなったけど電車に乗った。
やっと落ち着いて携帯をひらいて電源を押すと、画面が出るではないか。
夫のメールがはいっている。「電話してください」
「今小田急の電車で秦野を通過中」と送信。まだ少しはつながる。
海老名で相鉄に乗り換えるときに夫に電話をすると
「まだ山の中にいる。道を間違えて鍋割のほうに行ったのではないかと心配していったみた。残して帰るわけないだろ」という。そうか、さっさと電車にのってしまって申し訳ない。
で、結局夫は1時間以上遅く帰ってきた。とにかく二人とも余分に体力を使ってクタクタになってしまった。やはり山では安易に携帯を信じてはいけないこと、別行動はとらないこと、が教訓です。
なかなか日程が合わず、このところ別々に山に行くことが多かった。
早朝、家を出て電車バスを乗り継いで登山基地大倉についたのは8時半。
前日が山の会の月例塔ノ岳だったので、今日は人が少ないと思っていたのに
結構な数の登山者です。近頃本当に登山ブーム到来の気配です。
登りだすと汗ばんでくるほどで、富士山もはっきり姿を見せるのは久しぶり。
2時間半ほど登って花立茶屋につくと一面の銀世界になってます。ここからはもう1時間ほどで山頂です。アイゼンをつけて雪道にそなえます。そして12時山頂到着。
と、ここまでは順調で素晴らしい山日和だったのですが・・・ここから大変なことになってしまった。
天気はよくても山頂は風があって寒い。もう下りようよ、というと夫はまだ景色を眺めるというので、じゃ先に下りて花立で待っているよと、別れた。10回以上は通った道だ。
なんか雪が前より深い気がする。でも、登って来る人も多いし、下りていく人も多い。
でも、ヤビツ峠に行く道ではないかな?いやいやあの道はこんなに人が通らない。
と、ずんずん下る。途中ロープが張られて迂回する道になっている。
少し変かな。いやいや登りと下りでは感じが違うのだ。結構雪が深くなっている。
さらに下ると雪の中に標識が現れた。「ヤビツ峠は〇〇キロ」
しまった!!大倉へ下る道ではなかった。
慌てて携帯で夫に連絡しようにも圏外。
下る人に聞くとヤビツに下りた方が近いですよという。
でも、この道も数回登ったことがあるけれど、生易しい道でないことは知っている。
それに夫が花立で待っているのだから戻るしかない。
そう思うと、足がつってくるし、昼に食べたおにぎりとみかんを吐き出しそうになった。
みると、急にあたりに人の気配が消えて、さっきまで照っていた日もかげってきた。
まだ塔ノ岳の山頂も何とか見える。暮れないうちに帰れるだろう。
でも、「遭難」という言葉もちらつく。べそをかきながら必死になって登り返す。
1時間以上かかってまた塔ノ岳の山頂に着いた。まだ1時40分、急いで
花立に下る。が、夫の姿は見えない。ここでアイゼンをはずし、また下る。
下れども、ちっとも追いつかない。
しかも携帯の画面が「充電してください」というとともに急に真っ暗になってしまった。
万事休す。
のどもひりひりと乾いてきたけれど、とにかく追いつかねばと休みもせず下る。
結局夫の姿はみつからないまま大倉のバス停についた。
いつもは3時間かかる下山を2時間で済ませてしまった。
あまり下りてこないので、帰ったのかな。バスが来たので急いで乗った。帰るしかない。
気にはなったけど電車に乗った。
やっと落ち着いて携帯をひらいて電源を押すと、画面が出るではないか。
夫のメールがはいっている。「電話してください」
「今小田急の電車で秦野を通過中」と送信。まだ少しはつながる。
海老名で相鉄に乗り換えるときに夫に電話をすると
「まだ山の中にいる。道を間違えて鍋割のほうに行ったのではないかと心配していったみた。残して帰るわけないだろ」という。そうか、さっさと電車にのってしまって申し訳ない。
で、結局夫は1時間以上遅く帰ってきた。とにかく二人とも余分に体力を使ってクタクタになってしまった。やはり山では安易に携帯を信じてはいけないこと、別行動はとらないこと、が教訓です。
by kyokorin7
| 2013-12-23 23:41
| 山旅&旅
|
Comments(0)