2005年 06月 09日
05/6/9 |
やっと読み終えました、「何があっても大丈夫」櫻井よしこ著。夫が4日ほど鹿児島出張でいないので、昨夜はサッカーもTVをつけてるだけで、読書に没頭し、ふとんのなかでランプをつけたまま寝て、夜中の3時に目がさめて読み、また寝て、朝の6時から読み始め・・・という気ままな生活。出張のおかげです。テレビキャスターのときの彼女は、あまりみてないけれど、何かの雑誌でお母様と二人での生活ぶりを読んで、華やかなTVキャスターという仕事と違う地味でせいそな姿に惹かれていました。確かに、父親になかば捨てられた女の子が賢い母と兄とともに成長し、ジャーナリズムの世界に身を置くようになるまで、とても興味深い人生です。ジャーナリストをめざす若い人が読むと特にいいと思うわ。もちろんわたしだって、こういう人生もあるのかと、感心しました。物語を貫いているのは、彼女の真面目さ、そして傍からみれば、悪人ともとれる父親と妾のことを批判しないような思慮深さ、賢さです。ジャーナリストになったのも、望んでなったというより、人生のあやでしょうか。ますます彼女が好きになりました。
最近直木賞をとった角田光代の「対岸の彼女」も読んだけれど、ちょっと年齢のギャップを感じましたね。
桜井さんは子供のころを大分の中津ですごし、中学から新潟の長岡で暮らしたようですが、太陽の文化大分と、雪国の文化長岡、前者は大らかで気まま、後者は慎み深い規律に守られているとかいている。私も、太陽文化と雪国文化両方を体験してるので納得しますね。
さあ、今日はスーパーにミシンを買いに行くのだ 。
最近直木賞をとった角田光代の「対岸の彼女」も読んだけれど、ちょっと年齢のギャップを感じましたね。
桜井さんは子供のころを大分の中津ですごし、中学から新潟の長岡で暮らしたようですが、太陽の文化大分と、雪国の文化長岡、前者は大らかで気まま、後者は慎み深い規律に守られているとかいている。私も、太陽文化と雪国文化両方を体験してるので納得しますね。
さあ、今日はスーパーにミシンを買いに行くのだ
by kyokorin7
| 2005-06-09 09:57
| 読書
|
Comments(3)
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manao
at 2005-06-09 10:30
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わかった!何かを秘めた強い女性に惹かれるんだ。今までの仕事が、そんな貴女にしたのか。「何があっても大丈夫」いいねぇ~
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モコ
at 2005-06-09 21:20
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櫻井よし子さんは素敵な人ですね。「薬害エイズ~終わらない悲劇」を読んだことがあります。やはり中津が登場するのですが、元々縁のあるところだったのですね。
最近小さい字が見えづらくて(笑)、仕方なくというか、諦めてメガネを作りました。字が見えないと読書も億劫でしたが、メガネをかけると楽に読めます。やっぱり老眼だったのかと、納得です。
最近小さい字が見えづらくて(笑)、仕方なくというか、諦めてメガネを作りました。字が見えないと読書も億劫でしたが、メガネをかけると楽に読めます。やっぱり老眼だったのかと、納得です。
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kyokorin7 at 2005-06-10 09:31
manaoさんへ
デパートのブーも、今思っても信じられない人ですけど、人は逆境で強くなるもんです。
モコさんへ
私の場合は眼鏡をはずして、PC画面を見、新聞を読むという状態、どっちにしても、老化というのは、確実にやってくるものね。
デパートのブーも、今思っても信じられない人ですけど、人は逆境で強くなるもんです。
モコさんへ
私の場合は眼鏡をはずして、PC画面を見、新聞を読むという状態、どっちにしても、老化というのは、確実にやってくるものね。