2010年 08月 03日
10/8/3 |
昨夜はやっと筋肉痛から開放されて、久々に深い眠り。
そして、今日はまた暑い夏が戻ってきた感じです。
では、続きを
7/31(土)双六~笠が岳
いつものならいで、激しい登山の後は疲れすぎてよく眠れない。
双六キャンプ場でも夜はまったく眠れなかった。
しかも夜になってから時折激しい雨がテントを打つ。
行動中に降らなかったのでよかったが、雨は1時間ほど降ったあと、しばらくやみ
また降りだすという繰り返し。しかも強い風がテントを揺さぶる。
しかも寒い。
これ以上降ったらどうなるのかと、不安に襲われる。
隣で夫は安らかな寝息を立てて寝ている。
夕食もビールとウィスキーを飲んだ後、ふだん家ではごはんを
食べないのに、すべて食べ、私の分をあげて、それも完食。
まったくどこまで、山の暮らしが合っているのだろ。
テントの設営、食事の準備、きびきびと動き、羨ましい。
朝になると、霧は晴れないが雨はやんでいる。
予定通り、笠ヶ岳に向けて出発。
今日は楽な稜線歩きなのだが、ガスで視界がない。
弓折岳、抜戸岳どこまでいってもガスの中。
しかも時折雨になり、帽子の先からあめがしたたれる。
秩父平についても雪渓の上にガス。
ムシトリスミレを見たかったのに何も見えない。
とうとう禁句を言ってしまった。
「もう下りない?」この近くに下山の分岐があるはず。
夫は「えーっ」一瞬顔をひきつらせた。
そして、しばらくして地図を取り出し、
「下りれないことはないよ。5時間かかるけど。」
(まだ10時半だから充分よ)と、私の心。
でも、彼が笠ヶ岳に行きたい気持ちもよくわかる。
「一人で登ったら。下で待っているよ。」
「それはできない」という。
しばらくしてガスが少し明るくなった気がした。
やっぱり、笠ヶ岳に行こう。
ぬれた体に雨具を着て再び歩き出す。
見ると私の足元にライチョウの親子が4羽。
ガスも時折晴れて、笠ヶ岳は見えないが前方が見えるようになった。
なんとなく、いいことが待っている予感。
でもなかなか笠ヶ岳に近づかない。
やっと笠ヶ岳のテント場が見えてきたのは6時間半後の13:15。
それからテントを設営し、笠ヶ岳山荘で手続きをして
山頂にたどりついたときは3時になっていた。
ガスで眺めはないけれど、とにかく登れてよかった。
ぬれてたシャツもすっかり乾いた。
明日は下りるだけ。
今夜は少しは眠れるだろう。
まずはビールで乾杯。
8/1(日)下山
静かな夜だった。夜中に目をさますと明るい。
月夜だ。明日は天気がいいかもしれない。
4時過ぎ、いつものようにラジオ深夜便を聞いていた夫に
起こされる。笠ヶ岳では電波もよくはいるらしい。
朝食を食べながらご来光を待つ。
すばらしい景色だ。
昨年登った槍ヶ岳、北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳みんな見える。
この景色を見たいためにがんばった。
もう思い残すことはない。
5:30下山を始める。
昨日はみえなかった笠ヶ岳も今日はよく見える。
これはササユリ。
新穂高温泉の駐車場に戻ったのは12時だった。
それから平湯に行き「平湯の森」で温泉にはいり汗を流す。
久しぶりにまともな食事、夫は飛騨牛の定食セット、
まだ食欲の戻らない私はとろろそば、おいしかった。
これからまだ我が家まで7時間の旅が待っている。
そして、今日はまた暑い夏が戻ってきた感じです。
では、続きを
7/31(土)双六~笠が岳
いつものならいで、激しい登山の後は疲れすぎてよく眠れない。
双六キャンプ場でも夜はまったく眠れなかった。
しかも夜になってから時折激しい雨がテントを打つ。
行動中に降らなかったのでよかったが、雨は1時間ほど降ったあと、しばらくやみ
また降りだすという繰り返し。しかも強い風がテントを揺さぶる。
しかも寒い。
これ以上降ったらどうなるのかと、不安に襲われる。
隣で夫は安らかな寝息を立てて寝ている。
夕食もビールとウィスキーを飲んだ後、ふだん家ではごはんを
食べないのに、すべて食べ、私の分をあげて、それも完食。
まったくどこまで、山の暮らしが合っているのだろ。
テントの設営、食事の準備、きびきびと動き、羨ましい。
朝になると、霧は晴れないが雨はやんでいる。
予定通り、笠ヶ岳に向けて出発。
今日は楽な稜線歩きなのだが、ガスで視界がない。
弓折岳、抜戸岳どこまでいってもガスの中。
しかも時折雨になり、帽子の先からあめがしたたれる。
秩父平についても雪渓の上にガス。
ムシトリスミレを見たかったのに何も見えない。
とうとう禁句を言ってしまった。
「もう下りない?」この近くに下山の分岐があるはず。
夫は「えーっ」一瞬顔をひきつらせた。
そして、しばらくして地図を取り出し、
「下りれないことはないよ。5時間かかるけど。」
(まだ10時半だから充分よ)と、私の心。
でも、彼が笠ヶ岳に行きたい気持ちもよくわかる。
「一人で登ったら。下で待っているよ。」
「それはできない」という。
しばらくしてガスが少し明るくなった気がした。
やっぱり、笠ヶ岳に行こう。
ぬれた体に雨具を着て再び歩き出す。
見ると私の足元にライチョウの親子が4羽。
ガスも時折晴れて、笠ヶ岳は見えないが前方が見えるようになった。
なんとなく、いいことが待っている予感。
でもなかなか笠ヶ岳に近づかない。
やっと笠ヶ岳のテント場が見えてきたのは6時間半後の13:15。
それからテントを設営し、笠ヶ岳山荘で手続きをして
山頂にたどりついたときは3時になっていた。
ガスで眺めはないけれど、とにかく登れてよかった。
ぬれてたシャツもすっかり乾いた。
明日は下りるだけ。
今夜は少しは眠れるだろう。
まずはビールで乾杯。
8/1(日)下山
静かな夜だった。夜中に目をさますと明るい。
月夜だ。明日は天気がいいかもしれない。
4時過ぎ、いつものようにラジオ深夜便を聞いていた夫に
起こされる。笠ヶ岳では電波もよくはいるらしい。
朝食を食べながらご来光を待つ。
すばらしい景色だ。
昨年登った槍ヶ岳、北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳みんな見える。
この景色を見たいためにがんばった。
もう思い残すことはない。
5:30下山を始める。
昨日はみえなかった笠ヶ岳も今日はよく見える。
これはササユリ。
新穂高温泉の駐車場に戻ったのは12時だった。
それから平湯に行き「平湯の森」で温泉にはいり汗を流す。
久しぶりにまともな食事、夫は飛騨牛の定食セット、
まだ食欲の戻らない私はとろろそば、おいしかった。
これからまだ我が家まで7時間の旅が待っている。
by kyokorin7
| 2010-08-03 16:45
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