2006年 02月 28日
06/2/28 夜 |
昼過ぎのこと、今夜から休暇も明けて久しぶりの出勤になる次男に旅の話などを聞きながらなごんでいると電話がかかってきた。
「こちら○○警察・・ですが、ご長男を電車内での痴漢行為で逮捕してます。目撃者も二人います。さきほど本人も認めて泣いてます。」という。「えーっ」まさかと思ったけど、本人の泣き声がする。ホントなの?わなわなと、からだが震え、力が抜けていく。電話は続く。
「被害者の女性は訴えるといってますが、今、国選弁護人がみつかりました。息子さんの会社に連絡する前に、ひとまず至急弁護士に連絡してください。」
で、思考はおぼろげながら、なんとか刑事裁判にならないようにしなきゃ、知れたら息子は会社も首、夫の会社にもしれたらどうしょう。明日からの入院どころじゃない、今日の水彩教室はやめだ、と頭の中が空回り・・そして教えられた弁護士の携帯に電話する。
「被害者のご主人が怒ってます。訴えるといってます。とりあえず話し合ってみてください。」といって電話に被害者の夫なる人物が出る。
(あとで考えると、この人物仕事中ということなのに、この携帯にでてるのはおかしい。)
「妻はショックがとても大きく手がつかない。なんということをしてくれたんだ。」と怒っている。私はもう泣きながら「すみません。なんとか穏便にしてください。」と懇願。
「ことがことですから、家族にもこのことは絶対口外しないなら訴えは取り消します。」というので、次男がそばで聞いているけど私一人しか家にいないことにして約束する。
すると、さっきの弁護士が出てきて、
「通常、こういう事件の示談金は200万です。今日中に払わないと訴えるといってます。」という。ここら辺で、やっとなんか変だと気がつきました。次男も向こうで長男の携帯にかけてます。そして、彼が「兄なら横浜でぶらぶらしてるよ」と紙切れを私によこして詐欺だと気がつきました。次男が電話をとって「バカヤロー」でけり。でもしばらくはからだの震えがおさまりませんでした。
こ一時間ほどして長男が帰ってきました。
「僕がそんなことするわけないじゃん。」
ほんとにそうだよ。泣き声にすっかりだまされた。息子の泣き声なんて子供のとき以来聞いたことないのに。母心を逆手に取った卑劣な犯罪。こんなヤツは地獄に落ちればいい。
新聞で振り込め詐欺の記事をみるたびに、よくもだまされる人がいるものよと思ってたけど、見事に引っかかった顛末です。
敵はたくみに私から息子の携帯番号まで聞き出し、私が息子に連絡をとるのを阻止しようとしたとみられます。次男が家にいなかったら私は銀行まで行っていたでしょう。皆様もお気をつけください。
「こちら○○警察・・ですが、ご長男を電車内での痴漢行為で逮捕してます。目撃者も二人います。さきほど本人も認めて泣いてます。」という。「えーっ」まさかと思ったけど、本人の泣き声がする。ホントなの?わなわなと、からだが震え、力が抜けていく。電話は続く。
「被害者の女性は訴えるといってますが、今、国選弁護人がみつかりました。息子さんの会社に連絡する前に、ひとまず至急弁護士に連絡してください。」
で、思考はおぼろげながら、なんとか刑事裁判にならないようにしなきゃ、知れたら息子は会社も首、夫の会社にもしれたらどうしょう。明日からの入院どころじゃない、今日の水彩教室はやめだ、と頭の中が空回り・・そして教えられた弁護士の携帯に電話する。
「被害者のご主人が怒ってます。訴えるといってます。とりあえず話し合ってみてください。」といって電話に被害者の夫なる人物が出る。
(あとで考えると、この人物仕事中ということなのに、この携帯にでてるのはおかしい。)
「妻はショックがとても大きく手がつかない。なんということをしてくれたんだ。」と怒っている。私はもう泣きながら「すみません。なんとか穏便にしてください。」と懇願。
「ことがことですから、家族にもこのことは絶対口外しないなら訴えは取り消します。」というので、次男がそばで聞いているけど私一人しか家にいないことにして約束する。
すると、さっきの弁護士が出てきて、
「通常、こういう事件の示談金は200万です。今日中に払わないと訴えるといってます。」という。ここら辺で、やっとなんか変だと気がつきました。次男も向こうで長男の携帯にかけてます。そして、彼が「兄なら横浜でぶらぶらしてるよ」と紙切れを私によこして詐欺だと気がつきました。次男が電話をとって「バカヤロー」でけり。でもしばらくはからだの震えがおさまりませんでした。
こ一時間ほどして長男が帰ってきました。
「僕がそんなことするわけないじゃん。」
ほんとにそうだよ。泣き声にすっかりだまされた。息子の泣き声なんて子供のとき以来聞いたことないのに。母心を逆手に取った卑劣な犯罪。こんなヤツは地獄に落ちればいい。
新聞で振り込め詐欺の記事をみるたびに、よくもだまされる人がいるものよと思ってたけど、見事に引っかかった顛末です。
敵はたくみに私から息子の携帯番号まで聞き出し、私が息子に連絡をとるのを阻止しようとしたとみられます。次男が家にいなかったら私は銀行まで行っていたでしょう。皆様もお気をつけください。
by kyokorin7
| 2006-02-28 20:29
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Comments(2)
Commented
by
モコ
at 2006-02-28 21:05
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本当にこんな電話があるんだね!びっくり!私も常々絶対だまされないぞって思ってるけど・・・・これだけ手の込んだ電話だと自信がなくなりますね。冷静な次男様がそばにいてほんとによかった。
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by
kyokorin7 at 2006-03-01 17:29
次男も最初は私と一緒にだまされてました。それほど真に迫ってたのです。あー、思い出してもむかつく。冷静にまずどこで何時起きたかということを聞けば、変に思ってたのでしょうが、なにしろボーゼンとなってそんなことも聞かなかったのがいけなかったわ。もうだまされない!